吉野家HD赤字決算。最大150店舗閉店。今後の株価は?

今回は、第一四半期の決算で赤字転落となった吉野家HDについて話していきたいと思います。

目次

✔︎吉野家HD 事業内容
✔︎第一四半期決算概要
✔︎同業比較 (アークランドサービスとの比較)
✔︎まとめ

この動画のより詳しい説明は以下の動画で話しています。

吉野家HD 事業内容

吉野家HDは主に、吉野家・はなまるうどん・京樽を運営する企業です。はなまるうどんが吉野家HDが運営しているのを知らないかたも多いですね。

第一四半期決算概要



出所:吉野家HD決算説明資料

第一四半期の決算を見ていくと、売上は約25%減、純利益は40億円の赤字の結果となりました。業績予想については、下半期でも赤字を出し続ける様子で、通期では90億円の赤字となっています。



                                    出所:吉野家HD決算説明資料

赤字の原因を見ていくとまず上のグラフの通り全体的に4月・5月は前年度比で売上下げてきたのですが、特にはなまるうどん・京樽の影響が大きく、商業施設の中い入っていることが多い両店は商業施設の休業とともに閉鎖せざるを得なかったので、9割近い休業や時短営業となりました。

その他で気になるのは、吉野家の売上が4月・5月より6月の売上が減少していて、下半期も90%ほどしか売上が戻る予定でなく以前回復していない点です。下半期の100%の回復をしてくればいずれそこを打ったと思いますが、6月も売上減少中となると、
予想についても達成する確証がないので、買いが入りづらいですね。。

同業比較

次に同日に決算のあったアークランドサービスと各指標について比較していくと、
時価総額は吉野家が1200億円とアークランドサービスの約2倍で、純利益から計算するPERとROEは吉野家について赤字なので、計算できません。

アークランドサービスは今期予想の利益をすこし下げたので、PERは割高な水準となっていますが、来期以降は利益面も通常に戻ることが予想されるので、現状のPERは成長性を考えると妥当なラインなのかなとは思います。

またROEについても10%以上あり優秀でしたが今回の予想で、少し下げて8.7%と平均的な値に下げましたね。これらの指標は下げているとは言え、軒並み外食業が赤字を出しているなか、黒字を出し続けているアークランドサービスは優秀ですね。

次に財務面の安定性を見ていくと、

吉野家は財務面が少し心配で、今回の決算でも自己資本比率を大きく下げてしまい、32%とあまりよくない数字ですね。流動比率についても114%と100%を切ってくると相当不安なので、来期移行しっかり利益を出していかないと財務面は危ない状態になってきますね。

アークランドサービスについては、財務面はとても優秀で40%以上あれば優秀と言われる自己資本比率は63%と優秀ですし、流動比率も約300%と流動負債の3倍も流動資産を持っているのでとても優秀ですね。

配当についてはどちらも同じくらいの水準ですが、若干アークランドサービスの方が優秀ですね。


                                 出所:吉野家HD決算説明資料


出典:kabutan.jp

最後に、成長性を比較していきます。
左が吉野家HDで、右がアークランドサービスですが、
吉野家はここ最近は1桁成長ではありますが、比較的順調でしたが、今回の予想ではマイナス20%成長としています。

一方アークランドサービスは、2019年を除き10年近く2桁成長をつづけており、今期の予想でも2桁成長を維持しています。

割安性・安全性・成長性の3点で比較してきましたが、いづれをとってもアークランドサービスの方が優秀な数字ですね。

チャート

この章は動画で、チャートを見ながら解説しています。簡単にまとめると
吉野家は1650〜1700円まで意識されるラインがないので、下げる可能性はあるのではと考えています。アークアンドサービスについては現在の株価は妥当ではありますが、1700円あたりまで落ちてくれば割安な水準ではないかと思います。

まとめ

簡単に決算をまとめると、

✔︎通期赤字+上半期無配

✔︎6月からの戻りも悪い+財務面も悪化中なので、特段買うメリットはなし。

✔︎外食業なら売上二桁成長・財務面も安定しているアークランドサービスの方が有利か。

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